挨拶

 私達はこの30年の間、日本の沿岸域を取り巻く水陸の水環境が決して改善されたとは言い難い状況をつぶさに見てまいりました。最近は水環境改善、保全の立役者であるアサリ貝ですら棲むことを困難とする沿岸水質環境悪化(富栄養化現象)がサイレントキラーのごとく忍び寄って来ており、各地のアサリ貝の資源量は激減、絶滅の危機感すら漂っています。アサリ貝以外の2枚貝も同様です。一方、食料事情の面からこれら2枚貝を見ますと、アサリやシジミは以前、味噌汁に代表されるように、庶民の水産タンパク質の重要な補給源でありました。ところが今はどうでしょう? 1ヶ月にどれほどアサリやシジミの味噌汁に出会えるでしょうか?タウリンや各種アミノ酸、タンパク質等の彼らの含有栄養素は高タンパク、低脂肪の健康食品の優等生です。天然のサプリメントと言っても過言ではないでしょう。
 また彼らの持つミクロンオーダーの永久濾過機能に匹敵する工学的フィルターシステムは未だ世に存在しません。これと同じような濾過装置を創るとすると莫大な制作費と維持経費を必要とします。これこそ自然のもたらしたバイオフィルター(生物濾過機能)です。
これら2枚貝の持つ能力を人間の持つシステムエンジニヤリングで傑出させたらどうなるでしょうか。・・・・・・・・結論が見えてきました。
 私達は長年の研究と開発を経て画期的なバイオカルチャーシステム(2枚貝陸上養殖システム)を開発いたしました。 これまでコスト面で困難とされてきた、2枚貝の大量陸上種苗生産と販売サイズまでの完全陸上養殖システムの低コスト生産システム技術を原理的に開発する事が出来たのです。このシステムは単体で結実するだけでなく、他の分野と連携することで幅広く応用ビジネスを創造することが出来ると私達は信じております。養殖貝類販売によって水処理システムのランニングコストは軽減どころか、販売益によってマイナスのランニングコストが創造できます。色々なジョイントビジネスが見えてきます。しかしながら、これらのビジネスは私達単独で創造できるものではない事を私達は知っています。
 私どもFUバイオカルチャーは、環境改善、保全型産業改革の実現を視野においた事業展開を目指しております。弊社の開発による環境海洋学および貝類養殖研究と成果を基にした産業構造改革を起こそうと考えています。またそのシステムを利用した環境保全事業にも取り組んでおります。
 FUバイオカルチャーは生命と環境に貢献するシンクタンクです。



合同会社 FUバイオカルチャー
代表 藤芳 義裕
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